2006-11-14 第165回国会 衆議院 総務委員会 第6号
ただ、それによって歳入自体をある程度拡大していく。これは、ほかの主要国に比べましても、日本の歳入構造というのは非常に脆弱になっている、特に九〇年代に多くの減税などをやりまして、実際には歳出の六割ぐらいしかカバーできていない、経済が多少よくなって少しは改善しましたけれども、構造的なものはまだ残っているということで、歳入自体の増加策ということも避けては通れないというふうに考えます。
ただ、それによって歳入自体をある程度拡大していく。これは、ほかの主要国に比べましても、日本の歳入構造というのは非常に脆弱になっている、特に九〇年代に多くの減税などをやりまして、実際には歳出の六割ぐらいしかカバーできていない、経済が多少よくなって少しは改善しましたけれども、構造的なものはまだ残っているということで、歳入自体の増加策ということも避けては通れないというふうに考えます。
それをもとにした四十兆九千七百億でありますから、歳入自体が、税収自体が大変高く見積もられているということから考えますと、さらに不公平税制の是正をやって、一体これでどのくらい乗るだろうかというのが一つの問題であります。 もう一つは歳出カットで、たとえば五十七年度の三十二兆六千二百億、じゃ一体これをどのくらいさらに切り込めるのか。
○国務大臣(一萬田尚登君) その点につきましてはこの予算の編成のむしろ基本になっておるのでありまして、従いまして、今回は歳入自体はあるのでありますが、特にこの歳出を限定をいたしまして、国費として支出しなければならぬ最小限度にとどめまして、歳出一千億ということにいたしたわけであるのでありまして、これはなぜそうしたかといえば、結局この財政需要、物資に対する財政的な消費をなるべく抑制したい、かように考えます
○国務大臣(一萬田尚登君) 繰り返しての答弁でありますが、大体おわかり下さったと思うのでありますけれども、私は、今、どれほどが三十三年度の歳出の現額であるか、そういうふうには申し上げ得る時期ではない、言いかえれば、たとえば、歳入自体にしても、厳格な意味で言えば、まだ三十三年度についてはわからない。
○政府委員(河野一之君) 私のお答えのしようが惡かつたと存ずるのでありますが、予算面の上では一應六・三の財源としてかくのごときものを取つたということに相成つておることには間違いないのでありますが、歳入自体の從來の考え方といたしまして、これのためにこれというふうな、目的的な歳入は実はないのでありまして、たまたま六・三の経費を支弁いたしまするために、いろいろと歳入を探してかくのごときものになつた。